第1回 北海道NADESHIKOフットサルリーグ2017 (第2節)

2017/12/24(日)

こんにちは、あかつきU-15です!

NADESHIKOフットサルリーグ第2節の模様となります。

前節は2連勝で幸先の良いスタートをきることができました!( 第1節の詳細についてはこちら )

この勢いで第2節も勝利したいところですが、この日の対戦相手は…

・エスポラーダ北海道イルネーヴェ

・Colmillo Next

と、現在北海道女子フットサルリーグ1部で優勝争いしている2チームとの対戦となりました!

相手は社会人チームですが、道内でも屈指の強さのチームと対戦する機会はなかなかないため、チャレンジする気持ちを持って戦ってほしいと思います!!

第1試合

vs エスポラーダ北海道イルネーヴェ

開始早々、エスポラーダさんのプレッシングでドタバタしている内に簡単にマークがずれたところで数的優位を作られ失点してしまいます。まだ開始1分経っていません…。

開始直後って先に得点するためガンガン前に出て来るチームは結構ありますが、まんまと先取点を奪われてしまいました。

こういう場合はこちらもガンガンやるしかないんですけどね…。

その後もエスポラーダさんにポゼッションされ、ボールをなかなか奪えないし奪っても取り返される状況でしたが、GKのファインセーブやフィールドの選手たちも1対1で体を張り追加点を許しませんでした!

また十分な状態ではありませんが、シュートを打つシーンも何度かありました!

しかし逆サイドの裏を走られマークをずらされたところを失点してしまいます。

さらに同じようにゴール前でマークがずれ失点。いずれもわずかな時間フリーにさせただけですが、パスをワンタッチでコースを変えるようなシュートで追いつく暇はありませんでした。

そして相手陣内での相手キックインから簡単につながれた後に1対1でかわされ、失点。

さらに相手GKから裏を狙ったロングボール一本を通され、マークはついていたもののシュートを打たれ失点。

エスポラーダさんの機動力の前に良いところを見せることができず、前半を0-5で終えます。

後半は立ち上がりからじっくり守備をすると、後ろで相手のパスをインターセプトした6番がドリブルで相手陣内に入ったところでロングシュートを放ちます!

これを相手GKが弾きますが、8番が詰めてゴール!1点を返します!

しかしその後すぐに失点します。確かに相手にはついていますが…簡単に中へ折り返しのパスを出させてしまい、逆サイドから走り込んだ選手が豪快に決めます。

やはりボール保持者に対するプレスが甘いです。

おそらく相手はドリブルでしかけることもできたし、ちょっとずらしてシュートもできたでしょう。

そして左サイドから攻め込まれ中央の折り返しをあかつきの選手にあたりルーズボールとなりますが、あかつきの選手がお見合いしているうちに後ろから上がってきた相手選手に豪快に決められます。

左サイドを駆け上がられている時点でもう危険なんですが、そう言う雰囲気はありませんでした。

結局ところどころで見せ場は作るものの、エスポラーダさんの球際の強さ、判断も含めたスピード、オフザボールのポジショニングなどで上回られてしまい、完敗でした。

第2試合

vs Colmillo Next

開始直後からColmilloさんがガツガツ来ています。

エスポラーダさんと同様、先制点の重要性をよく分かっています。

強いチームほど様子見なんて一切しませんねぇ…下手にスキを見せて失点してしまうとリズムが悪くなる可能性もありますからね。

しかしあかつきも負けておらず、GKのナイスセーブやフィールドの選手たちも球際で負けていません!

それどころかシュートを打つ場面もチラホラあります!!

しかし中央でボールを奪われると、左サイドとのシンプルなワンツーでマークがはがされてしまい、ゴール前をどフリーで決められてしまいます。

とてもシンプルな、お手本のようなワンツーからの失点でした…

そして今度はセンターサークル付近からあかつきゴール前に走り込んだ相手選手に、味方の浮き球のボールに合わせられてしまい失点します。

いずれもうまく広く動かれての失点でした。

Colmilloさんはその後もフリーになる動きをあかつき陣内で繰り返していて、危険な場面を作られますがGKが良い反応でしのいでくれています。

後半も開始からColmilloさんが追加点を奪うべく攻め込み次々とシュートを放ちますが、GKが何度もセーブします、つうかGKつらすぎ、誰かセカンドボール拾ってあげて!!

Colmilloさんは前半よりも厳しくプレスをかけてきていて、前半は何度か攻める形ができていましたが後半はボールをキープすることもままならないといった状況でした。

すると左サイドから攻められるとマークはついていましたが、ボールを少しずらしてシュートされます。これをGKがボールを取ろうとしますが一瞬はじいたところを詰められてしまいました…。

シュート打たれたか…。

しかしGKのスローから7番が中央で1人かわし、そしてもう1人かわすとGKと1対1となり冷静にゴールを決め、一矢報います!!

Colmilloさんはその後もシュートをたくさん打ちますがGKが何度となく抑えてくれました。

結局試合はそのまま1-3で終了します。

試合結果

第1試合

 東白石あかつきFC 1-7 エスポラーダ北海道イルネーヴェ

 (前 0-5 / 後 1-2)

 得点:[8]

第2試合

 東白石あかつきFC 1-3 Colmillo Next

 (前 0-2 / 後 1-1)

 得点:[7]

成績

 4試合 2勝2敗0分 勝点:6 / 得点:19 / 失点:11 / 得失差:+8

順位表(11/24時点)

他のグループも載せておきましたっ。

今節は北海道女子フットサルリーグ1部の上位チームとの対戦ということもありますが、予想以上に厳しい結果となりました。

特にエスポラーダさん、Colmilloさんともに攻撃面で2人目、3人目のフリーとなる動きの質が高く、後手を踏む場面が何度もありました。

フィジカル的に上回られていたから仕方がない…たしかにフィジカルは重要な要素ですが、これのみで話をしてしまうとフィジカルに優れたアフリカの国はとっくにワールドカップで優勝かそれに近い成績を残せているだろうという話にもなるし、選手の成長という点でもよろしくないため、ここを敗戦の理由にしたくはありません。

ポジティブな部分を言うと、寄せたり体を当てたりするタイミング次第では上のレベルの相手でもボールをカットしたり奪えたりもしている場面も何度かありました。

また単発的ではありますがシュートも良い形で…精度は欠いていたものの何本か打てていたし、ゴールもしていて良かった部分となります。

しかし1対1においてドリブルで抜かれないがために、必要以上に相手に距離を置くマークはあまり意味がありません。

というのも、私の見た限りではこの日の10失点中8失点が1対1の場面でドリブル以外、つまり相手にパスやシュートをさせたことが原因であり、先ほど述べた相手の2人目、3人目の動きの質と相まってコンビネーションから失点しています。

おそらくマークしていた選手はドリブルでは抜かれていないものの、パスやシュートされた→ボールの行方を振り向いたらやられていた、という失点が多くなかったですか?

1対1で全てをさせない距離のとり方とチーム全体でボールを奪い取るタイミング(同じタイミングでプレスをかける)を考えないと、ちょっと横にボールをずらされてシュートを打たれるし、そのこぼれ球を詰められるし、逆サイドの裏やスペースに走られた選手にパスがとおりシュートを打たれるというシーンが、今後も起こりうると考えています。

これは既に過去のフットサルの試合でも相手の実力が同じかそれ以上である時、頻繁に起きています。

ボールをもっている相手に対し抜かれないことに加え、他のプレーすら許さないようどれだけタイミング良く距離を詰め、さらに他の選手もパスをさせないように相手を追い込み肉体的精神的なプレッシャーを与えボールを奪えるかが鍵となります。

何度か言っていますが、これだけをやっていれば良いというのはスポーツ、特に球技においてはありえないと思っています。

様々なことに対応すべく選手1人1人の準備・予測・判断・行動・伝達のスピードとクオリティの向上が非常に重要です!!


ちょっと気になったんですが、今回の2試合について選手の皆さんはどう思っていますか?

今回の敗戦は納得のいく内容でしたか?

自分のもっている全てを出し尽くせましたか?

チャレンジできていましたか?

相手に一泡吹かせてやろう、本気で勝ってやろうと思っていましたか?

もう一度各自で問い直してほしいと思います。

あかつきU-15はもっともっと良い試合ができるだけのメンバーが揃っています!!

次節はチーム一丸となって勝利を目指して戦ってほしいと思います!!

東白石あかつきFC

HIGASHI SHIROISHI AKATSUKI FC

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