平成30年度 第34回 会長杯 女子の部

2018/05/13(日)
こんにちは!
今回は会長杯の報告です!


1回戦
vs 北海道リラ・コンサドーレ
序盤から攻め込みますが、コンサドーレさんの最終ラインにことごとく跳ね返されます。
割とこちらがキープできている状態ですが、ゴールには至りません。
しかし、相手DFラインが高くなった時に裏を狙った3番にタイミングよくパスが通ると独走しGKとの1対1も冷静に対処しゴール!!
その後も攻めるものの追加点は奪えず前半を終わります。
後半も攻めますが、なかなか局面を打開できません…が、前半よりも前線のプレスが良くなっているためか、相手陣内でのプレーが増えてきました!
すると15番が右サイドでボールを受けると相手を1人かわし突破します!
ここで後半からトップに入っていた19番が右のハーフスペースでうまく15番からのパスを受け、相手選手を引きつけつつ中央に入った7番へパスをします。
このボールを受けた7番はDFラインを一気に抜け出しゴール!!
ジリジリした試合でしたが、試合を決めてくれました!!


2018/05/20(日)
この日は準決勝が行われました。
修学旅行絡みで主力がいない…なぜ日曜日使うかな〜。
何とか勝ち上がってほしい!
準決勝
vs 小樽corsa'rio
強風の影響で風下のあかつきは全く前へ進めず押し込まれてしまいます。
いえ…それだけじゃありません。
小樽さんのアグレッシブな守備があかつきを後退させています。
いつものテンポでゲームを進められないあかつきは1対1でことごとく競り負け、バスカットされ悪循環となっています。
そんな中、DFライン前でロングシュートを打たれ失点してしまいました。
人数は十分足りていましたが誰もマークに行けず…終始押し込まれ耐えながら前半を終えます。
後半も風上に回るため有利かと思いましたが、拙攻が続きなかなかゴールすることができません。
しかし相手ゴールキックを19番がインターセプトするとPA右サイド寄りをドリブルで駆け上がり、角度のないところからセンタリング…は何とそのままゴール!!
あとで聞いたら直接狙っていたとか…さすがだな…。
この勢いで攻めたいものの、なかなか得点に結びつけられずPK戦へ…

PK戦

1人目

2人目

3人目

4人目

残念ながらあかつきは1-3でPK戦を落としてしまいました。


試合結果

1回戦(5/13)

 東白石あかつきFC 2-0 北海道リラ・コンサドーレ

 (前 1-0 / 後 1-0)

 得点:[3] / [7]

準決勝(5/20)

 東白石あかつきFC 1-1 (PK:1-3) 小樽Corsa 'rio

 (前 0-1 / 後 1-0) 

 得点:- / [19]

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総括

よかったところ。
北海道リラ・コンサドーレ戦の2点目です。
15番が粘って右サイドを突破した後の19番の中央から右サイドへフォローしながらパスを受けたポジショニング。
この動きで相手DFを引き連れ、7番がゴール前を入り込むスペースを与えていたし、ゴールまでの流れも良かったと思います!
逆に悪かったところ。
小樽corsa'rio戦の中盤の守備。
マイボールでサイドへ開くのは良いですが、相手ボールの時は?
そう、中央を閉じなければなりません。
なぜなら相手がシュートを打つ場所は最終的にゴール前だからです。
この試合の失点もド真正面でした。
そしてボールを奪いきれない1対1はもう少し考えた方が良いと思います。
そしてなぜ開くのか?なぜ絞るのか?
サイドに開くのは結構ですが味方との距離感は?相手のマークは?
プレーしている選手たち自身がいろんな状況からベストなプレーをしてほしいと思います!


最後にアルゼンチンリーグでプロとなった選手のお話。

まずはディフェンス

アルゼンチンは基本止まらない。
というより間合いが日本より遥かに近い。
日本は小さい頃から止まれと教えられ、更に間合いが遠い。
アルゼンチンはボールに食いつく、足をどんどん出す。
相手の足ごとボールも奪う。ボールを奪うという気持ちが全面に出る。
日本は足を出さない。
これは子供達の指導を行った時、特に感じた事です。
死ぬ気でスライディングしてボールを奪ってやろうという子供の数は圧倒的に少ないです。
小さい時からボールを奪いに来る気持ちの強いDFと対峙していると自然とストライカーも生まれてくるサイクルになっているのではないかと思っています。

そしてオフェンス

主にFWですが、シュートを打つ意識の違いが1番大きいと思います。
相手GKにとってどれだけ危険だと思わせることができるか。
周りの味方や監督に何と言われようが、自分がシュートする、点を取って勝つんだ。
という気持ちを持った選手。

日本でいえば空気の読めない選手と言われてしまうかもしれません。
自論ですが、そういう空気の読めない選手でないと上では通用しないと思っています。

海外でプレーして感じた上手いより大切なこと

これは「気持ち」だと思います。
ボールがどちらの選手にこぼれるか…
アルゼンチンでは、ドッチング=“球際の争い” で負けてボールを失うと、狂ったかのように全員からキレられます。
そこで危ないから避けたりするような選手がいたら即クビくらいのイメージを持ってもらって構いません。
  :
小手先が上手い選手だけが集まっても、勝てない。
気持ちのこもっていない選手を見ていても感動しないのです。
サッカーで一番大事なのは、気持ち。


東白石あかつきFC

HIGASHI SHIROISHI AKATSUKI FC

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