2017/08/19(土)
こんにちは!あかつきU-15です!
今回は第2回トルナーレガールズチャレンジカップの模様をお伝えします!
昨年の第1回大会も参加させていただきましたが、選手とチームがとても成長できた大会でした!
この大会もさらなる飛躍の場としてほしいと思います!
今大会は以下の5チームの参加となり総当りのリーグ戦で行われます。
・北斗LFCピュア
・BP函館キルティ
・ナカスポ
・函館稜北高校
・東白石あかつきFC
ナカスポさんと函館稜北高校さんは昨年も対戦しましたが、他のチームは私の知る限りでは対戦していません。
どのような試合となるか楽しみです!
会場は大沼公園近くにある「東大沼多目的グラウンド トルナーレ」です。
昨年同様、芝の状態が素晴らしい!!
■開会式
ぬ…プラカード持っているのナカスポさんだけだ…。
■ウォームアップ
■第1試合
vs 北斗LFCピュア
立ち上がり、いまいち動きが悪く噛み合っていない感じです。
最近あまり見ませんでしたが、あかつきの初戦の入り方があまり良くないアレです。
攻めているものの…どうもドタバタ感が…。
すると、相手センターバックの1本のロングフィードがあかつきDFの裏へ走り込んだ相手FWにおさまります。
あかつきDFは慌てて戻るものの、相手FWの足が速く追いつけずに失点してしまいます…あちゃ~やっちまったな…。
その後もFKからシンプルにDFの裏につながれてしまい、2失点目…。
あかつきは全般的には相手陣内でプレーしており、攻め込むもののなかなか得点できません。
苦しい時間が続く中、11番から7番へスルーパスが通り、シュート!…はGKにはじかれますが再度詰めてみごとゴール!!ぁぶねぇ~な〜1-2で前半を終了します。
後半も攻め込むものの、北斗LFCさんの守備が堅くなかなか得点に至りません。
するとまたしてもカウンター1本で沈んでしまいます…
その後7番が中央でボールを持つと、相手DF裏へ走り込んだ右MFの19番へロビングボールがピタリと合いゴール!!
2-3と追い上げますが、そのまま終了し初戦を落としてしまいましたーーーーっ!!!!
■第2試合
vs 函館稜北高校
函館稜北高校さんとはサッカーやフットサルで何度か対戦していますが、勝ったり負けたりしています。
第1試合がいただけない内容だったため、気持ちを切り替えて勝利をめざしてほしいと思います!
初戦同様、積極的に攻めますが函館稜北さんがガッチリ引いてゴール前を固めており、なかなかシュートまで持ち込めません。
キープはしているものの…という感じでしたが、5番→3番そして裏へ走り込んだ11番と縦にポンポンとシンプルにつながり先制点を奪います!
相手の守備の人数が多い時は、この得点のように相手が寄せて来る前に素早いパスワークで裏を取るのはアリですよね!
その後も右サイドにいた11番が3番へパスし、これを落とすと9番がシュート!
これは相手に当たってしまいましたが攻撃の形は良かったと思います!
後半は開始から函館稜北さんに攻め込まれる時間帯が続きましたが、徐々に押し返すと相手ゴールキックのボールを奪い、7番がドリブルで切り込みミドルシュートを決め、2-0とします!
その後はあかつきの選手が小気味よくボールを回す時間が増えてきました。
すると相手ボールを奪った11番がそのままドリブルしゴールし、3-0とリードを広げます!
そして右サイドの崩しからシュート!これはゴールにはなりませんでしたが、良い攻撃が続きます。
しかしカウンターでGKもかわされシュートを打たれてしまいますが、10番がゴールライン上ギリギリで間一髪のクリア!
一度裏を取られてしまいましたが、必死で戻り失点を防いでくれました!
このピンチをしのぐと右DF6番が相手陣内へ侵入し、アーリー気味のクロスを入れると逆サイドで詰めていた25番がゴール!!
6番のはなったクロスは相手のGKとDFの間を通すカーブのかかった速くて低い弾道で素晴らしいボールでした!!
試合は4-0で勝利しました!
ここからしばらくはGK復帰記念(いつもあまり写真にうつらないので…)
■試合結果
第1試合
東白石あかつきFC 2-3 北斗LFCピュア
(前 1-2 / 後 1-1)
得点者:[7] / [19]
第2試合
東白石あかつきFC 4-0 函館稜北高校
(前 1-0 / 後 3-0)
得点者:[11] / [7] [11] [25]
■成績
1勝1敗0分 勝点:3 / 得点:6 / 失点:3 / 得失差:+3
この日は1勝1敗という成績でした!
個人的には消化不良なモヤモヤ感だけが残る1日でした…。
特に守備の部分。
守備がルーズで3失点はカウンターで裏をとられたり遠目のFKから簡単に2本くらいのパスでつながれたりと予測や集中力に欠けたり、対応のまずさからの失点でした。
問題視しているのは札幌なでしこリーグで6試合を終えた時点でわずか3失点のチームが、1試合でアッサリ3失点していることです。
確かに足が速かったかもしれませんが…サッカーが足の速さで試合が決まってしまうスポーツなら私はサッカーをしていません!
私がプレーをしている時は、どのポジションをしていても相手ボールとなったときハンパなく集中しますし、緊張感を張りめぐらせます。
なぜなら相手ボールである以上、いつ失点するか分からないからです。
相手GKまでボールが戻っていても、キック一発で味方のGKのところまで飛んで来るなんてザラです。
どんなに深い位置でマイボールになったとしても、うまくやれば10秒以内に得点できますからね。
ですから相手ボールの時、つねに思いめぐらせていることは以下です。
1.ボールを持っている相手/持っていない相手が何をしようとしているのか(目線はどこを狙っている?シュート?ドリブル?パス?カウンター?ボールキープ?…)
2.相手のボールを蹴る時の体の向き
3.ボールを受ける相手のポジション
4.味方(FW/MF)の守備
まず相手選手の蹴ったボールが自陣に飛んできてから対処しようとしても遅すぎます。
特に相手の前線の選手の足が速ければ速いほど今回のように致命的な結果となります。
そしてどのチームも前線は足の速い選手が多いのが一般的です。
しかし蹴る前の動作および目線や体の向きからどの方向へ飛んで来るかある程度予測できます。
この時、味方のFW/MFが相手をチェックに行っていて、片方のコースを切っているならさらに飛んでくる方向は限定されます。
そのためボールを蹴ろうとしている相手選手と受けようとしている相手選手の位置を頻繁に見なければなりません(ちなみに相手FWも逆にこちらを見ていて、こちらが位置を確認したあと別の場所へ移動=消えてしまう事があるので要注意)。
次にこれから飛んで来るかもしれないボールの落下地点はどこになるでしょう。
例えば相手FWが自陣から見て左サイドライン側にいて、ボールを持っている相手選手がそのFWを見ていて相手FWも走りそうな仕草をしていたら…狙っている落下地点はそのFWが走るスペース、つまりDFライン裏の左から中央左寄りとなると予測できます。
この時DFラインを高く設定しているなら、裏に自由に走るだけのスペースを与えているだけになるため、DFは裏のスペースを急いでケアしなければなりません。
この状況ではDFラインが高い位置で揃っていてももう意味がないので、理想はDFライン全体が下がることですが、最悪単独でも下がる必要があります。
逆に予想に反して相手がロングボールを蹴らなかったなら、またDFラインを整える必要があります。
そしてGKもこの状況を把握しながらポジショニングを修正する必要があると思います。
もうDFとGKは予測と判断の繰り返しです。
しかし上記は言われてすぐできるとは限りません。
GKやDFはDFラインの相手との駆け引きや上げ下げするタイミングなど、連携の構築や試合経験がものをいうため時間がかかる場合が多いからです。
何度も言いますが、相手ボールの時はつねに相手より先を予測し先に動かなければなりません。
相手FWとの足の速さの差は予測と判断の速さで補えます。
特に今回はこちらも得点できており、一方的にやられているというわけではありませんので。
ちなみにDFについて延々と述べましたが…中盤〜前線の守備もいつもよりプレスが甘かったりボールを取り切れていないことが多かったかな…という印象です。
今回のような失点の時、自分がFWやMFだったら、
「ごめん、サボった(プレッシャーが甘かった)わ…」
とひとことDF陣に謝るかな。
だって正確なロングパスをDFラインの裏へ出させちゃいましたからね。
攻撃している以上、間延びしないようにDFラインを高く設定するのは必須で、相手ボールになった瞬間、DFライン裏の広大なスペースは常にカウンターのリスクにさらされていると言うことを全員が理解して守備をする必要があります。
私は失点は失点する状況にしてしまったチーム全体の責任だといつも思っていて、全員が感じてほしいと思います。
ミスから学び、次のプレーに活かしてください!
失点の原因がどこから始まっているか…失点直前のシーンではなく、失点に至った過程をもっと分析してほしいし、そこから失点しないためにはどうしたら良いかチーム全体で考えてほしいと思います!
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