選手の怪我について

2017/06/29(木)

こんにちは!

今回は怪我について。


というのも、最近(いや以前から?)選手が怪我をしますが、動けるから、固定しているから…などと怪我に対して軽く考えていないかな…

ということもありブログに書くことにしました。

まず選手たちにお願いしたいことは、以下です。


怪我をしたら(痛みや違和感を感じたら)完治するまで絶対にプレーしないこと。


これが守られないために、軽度の怪我(ねんざ等)を繰り返したり、軽度→重度→長期の怪我となったりしています。

怪我をしたらプレーをすぐやめ、まずはしっかりリハビリも行っているスポーツ専門医のいる病院で診察してもらってください!


足首のねんざ

ねんざというと軽いイメージですが、正式には靭帯損傷です。

若いうちは1〜2週間程度で治りますが、処置を誤ったり無理をするとねんざが「クセ」となります。

クセになるため、試合中軽くひねっただけでねんざとなり、そのうちベストコンディションでプレーできなくなります。

また年齢を重ねると怪我の具合で完治に1ヶ月以上かかります。

ちなみに私の両足首はすでそうなっています。

軽くひねっただけで1ヶ月プレーできなくなるため、試合をする時はバンテージで足首をひねらないように固定しています。

しかし完全ではなく、痛めることがあります。


最も注意したい膝の怪我

昨年も3年生が2名膝を痛めましたが…

1名は昨年8月に痛め、その後痛くなくなったと練習し再発を何度か繰り返し長期離脱となりました。

もう1名も半月板が負傷している診断を受けていましたが、プレーを続けた結果、昨年12月の試合中に半月板を損傷してしまい長期離脱してしまいました。

2人とも卒団後同じチームにいますが練習を開始した情報を聞いたものの、まだ実戦復帰していません。

私の社会人チームでも膝の靭帯断裂+半月板損傷した選手がいました。

手術しましたが仕事が忙しい事もあり、十分なリハビリが行えませんでした。

その結果、もともと足の速い選手でしたが、元のスピードは戻りませんでした。


少しでも怪我を予防するために

普段から試合前のアップや試合後のダウンはしっかりやってください。

そして家に帰り風呂に入ったら、手で太ももやふくらはぎを軽くマッサージしてあげてください。

翌日以降の筋肉の張りや筋肉痛は軽減されます。

また、家にいる時は定期的にストレッチして体を伸ばしてください。

私も30歳半ばから週1〜2回程度やり始めたところ、試合後の太ももやふくらはぎ等の筋肉系のトラブルはほとんどなくなりました。

スポーツは日常生活とは全く違う体の動き方をするため、それに耐えられるだけの身体の柔軟性が必要です。

…ちなみに私はいま両膝が何もしていなくても痛い時があります。

ダッシュすると膝に負担がかかっているのがよく分かります。

長期にわたりプレーし劣化したといえばそれまでですが、若い頃にアップやダウン、身体や怪我のケアをキッチリ行なっていなかったツケかなと思います。

しっかりしたケアを行わなければ、日常生活にまで支障をきたす場合もあります。


怪我のあと1日も早くプレーしたい気持ちは分かりますが、無理に出場しても逆に他の選手の負担となり、新たな怪我人を増やしてしまうかもしれません。

今から正しい知識で身体や怪我のケアをしっかり行ない、ベストコンディションでプレーできるようにして欲しいと思います!


また、われわれ指導者や保護者である大人も考え方を変えなければなりません。

選手がプレーできる、と言ったからプレーさせる…選手の判断に任せるのではなく、医師の診断等で怪我の状態を確認したり、少しでも怪しいようなら休ませるようにしたいものです。

選手が大人なら個人の責任ですから良いかもしれません。

しかしあかつきの選手たちは小中学生であり、成長期という貴重な時期を過ごしています。

われわれは選手にしっかり説明し理解させ、サポートしてあげる義務があると思います。 


さて、私も久しぶりに体づくりをするかな…(ブログを書いておのれの運動不足を思い出した)

東白石あかつきFC

HIGASHI SHIROISHI AKATSUKI FC

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