皆さんこんにちは。
今回は2/11日(土)と2/12日(日)に苫小牧市総合体育館で行われた全道少女フットサル大会の報告です。
まずは組合せですが、東白石あかつきU-12はAブロック→乙部サッカー少年団さん、旭川トレセンU-12 AKBさんとの3チームブロックでした。各ブロック上位2チームが決勝トーナメントへ進出出来るのでまずは初戦で1勝を狙いたい所です。尚、今大会から例年のランニングタイムからプレーイングタイムへと変更になり、予選リーグは8分-2分-8分で行われました。
第1試合 vs 乙部サッカー少年団
結果 3-3 △引き分け
初戦の相手はもはや毎年恒例かのように4年連続で乙部サッカー少年団さんです。乙部さんとは常に点の取り合いでいつも接戦になっているので、なるべく早い時間に先制を奪い優位に試合を運びたかったのですが、展開は真逆の前半のうちに2点を先制され劣勢となりました。なんとなくチグハグが多くパスミス、トラップミスで相手にボールを渡してしまう…。スコア0-2で折り返し後半へと入ります。
後半は少しずつですがあかつきの選手も積極的なディフェンスから相手ゴール前へ攻め込みます。するとあかつき8番の選手が前線で粘り強く相手選手へプレッシャーをかけ、こぼれ球にあかつき11番が反応し思いきってミドルシュートこれが入り2-1とすると選手にも勢いが戻ります。しかしその後すぐ自陣クリアランスからモタモタして苦しまぎれで出したパスをダイレクトでシュートを決められ3-1。いつもならここで諦めムードが漂い始めるのですが、この後またすぐに取り返します。あかつき9番がハーフライン付近から一人、二人、三人とちょっと強引ではありましたがドリブルで抜き、最後はGKの又抜きゴール❗❗ これで2-3❗ あと1点で同点❗
しかしなかなかチャンスを決めきれません。残り1分半を過ぎた頃もう一度あかつきにチャンスが来ました。中央付近であかつき11番がパスカットし右サイドの7番へ→7番が少しモタつきますがそのままゴール前に走り込んでる11番へ折り返しダイレクトでシュート。きっちり決めて何とか同点…。残り時間もほとんど無い中で粘り強く、切れる事なく攻め続けた結果だと思います。選手の頑張りが凄く伝わってきた試合になりました。
それにしても、プレーイングタイム恐るべし…。
ハーフタイムの選手の表情からも伝わりましたが疲れかたがいつもと比べものになりませんでした。プレーイングタイムで8分の前半をストップウォッチで普通に計っていましたが約15分でした。プレイングタイムについては約倍の時間になる事は噂には聞いてましたし、前の週にリカシイさんとトレーニングマッチもさせてもらっていたので理解はしてましたが、本番の緊張や劣勢に立たされているプレッシャーなどの影響で今までにない程の疲労を選手は感じたと思います。
この日のあかつきU-12は6年生1名(キャプテン)、5年生3名、4年生3名の計7名での参加でした。交代も上手く使いたい所でしたがなかなか上手く行きませんでした…。
第2試合 vs 旭川トレセンU-12 AKB
結果 2-13 ❌ 負け
次の対戦相手は旭川トレセンU-12AKBさんです。この試合の前に乙部さんと旭川トレセンAKBさんの試合が先に行われていたので選手と共に見てましたが旭川トレセンAKBさん…。凄すぎました(笑)。乙部さんもかなり頑張ってましたが結果15-3…。圧倒的に旭川トレセンさんが強かったです。それを見ていたあかつきの選手は全員固まってました(笑)。先にこの試合を見れた事で自分達には得失点差が何点まで許されるのかがハッキリしてしまった為に、選手にとっては逆に難しい状況になってしまったのかも知れません。
「何点までは取られても大丈夫!」みたいな気持ちが芽生えてもおかしくないので…。
ベンチとしてはとにかく一番危ない自陣ゴール前を手厚く守ろう❗という事だけ選手には伝えました。前半が始まり、予想通りの展開で旭川トレセンAKBさんのペースでほとんどハーフコートでの試合になりました。最初の5分位まではある程度、自分達が想定していた内容で2失点で抑えつつ、あかつきも少ないチャンスから8番が相手陣内で粘り強くディフェンスし、相手の横パスを上手く狙っていた10番キャプテンがしっかり決めて1-2。ここまではゲームプラン以上の内容だったのですが、体力的にキツくなってきて少しずつ相手のパスについて行けない場面やパスやトラップでイージーなミスが増え始めると、前半残り何分かの間にバタバタと気付けば7失点とされ、前半を終えます。
ハーフタイム中の選手の顔が…。歪んでる…。
後半はもう少し、積極的なディフェンスから切り替えを早くしてチャンスを作ろう❗と、ほとんど希望に近いような指示を出しました(笑)。
後半も相変わらず失点はしてしまいますが、あかつきの選手も何度か自分達でチャンスを作れるようになってきました。そんな中、相手陣内でのあかつきのキックインから11番が豪快に決めて1点取り返します。しかし勢い付くと攻めたくなる。→攻めると後ろがガラ空きに…。まだまだボールウォッチャーになっている選手がほとんどで、サイドにボールがある時、一度でも中を向けたらとか、自分のポジションはここだけど、相手と味方と自分達のゴールを意識出来てればもっと良いポジショニングとれたと思いますし、何をどうしたらいいのかの判断が出来るんじゃないかなと思います。ボールだけとか味方だけじゃなくて、色々見て総合的に判断できるように~。って何度も言ってるんですけどね…。伝わりきれてませんでした。
結局試合は2-13で負けはしましたが、得失点差11で何とかグループ2位で次の日の決勝トーナメントへ進む事は出来ました。
この試合の後に選手達の中には泣いている子もいましたが負けて悔しいから泣いているというより、まだ自分達が何も出来ていない悔しさの方が大きかったんじゃないかなと思いました。確かにこの日のあかつきU-12の選手達はいつも以上に余裕の無いプレーが多く、ピンチを招くミスなど納得の出来る内容ではありませんでした。ではいつもといったい何が違っていたかというと、選手一人一人が納得の出来るプレーが少なかった事なんじゃないかなと思います。それだけ、消極的になっていたんじゃないかなという印象をうけました。
初日の反省を生かし、次の日に望みたいと思います。
2日目へ続く…。
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