今年のU-12全道少女フットサル大会は釧路での開催です。
会場は「湿原の風アリーナ釧路」で、まだ新しく素晴らしい会場です。
1月11日(日)
[1次ラウンド グループリーグ]
第1試合:東白石あかつきFC vs 根室ラベーナU-12A
これまで大会初日の第1試合は調子の悪いことが多く、心配していました。
案の定開始直後、若干動きがかたい感じでしたが、幸先良く先制点を取ることが出来ました。
しかしなかなか追加点が奪えない展開が続きます。
いつもなら追加点が取れない時間が長いと、逆に失点することもありましたが、この試合は全員最後まで集中していました。
蓋を開けてみれば 5-0 で快勝し、最高のスタートを切ることができました。
第2試合:東白石あかつきFC vs 乙部サッカー少年団
対戦相手は昨年の大会では打ち合いの末、5-7 で負けた相手です。
先制点を取ることができましたが、昨年と同様、点を取り合う展開に…
そして後半残り1~2分というところで追加点が入り、4-3 で勝利しました!
この試合は途中から前がかりの攻撃的な守備が効きだし、相手のプレーをうまく封じつつボールを取ったらすぐに攻撃→シュートという形ができていて、良いプレーができていました。
これはもしかしたら結構いけるのでは…と感じさせてくれた試合でもありました。
これで東白石あかつきFCは2勝0敗とし、
グループリーグを見事首位で突破しました!
1月12日(月)
いよいよ決勝トーナメントです。
前日夜のミーティングで、
「グループリーグでのプレーができれば優勝できるよ。」
と選手たちには伝えたものの、負けたらおしまいのトーナメントは本当に何が起きるかわからない…そこだけが懸念事項です。
[決勝ラウンド]
第1試合:東白石あかつきFC vs 旭川グリン・ベア・ボーイズ
この試合もはやい時間帯で先制点を奪うことができました。
しかし昨日の第1試合と同様、そこからなかなか追加点が取れません。
選手たちは1点取ったあと、まずはしっかり守備をしようとしているようですが、かえって自分たちの持ち味を出せなくなっているようにも見えます。
ただ今回は前半の終盤に加点し、結果的には 4-0 で勝利。
無事1回戦を突破し、ベスト4進出です。
コーチ陣と戦術について再確認しています。
高い位置で守備をすることで相手のプレーの自由を奪い、マイボールにしたらシュートにつなげること。
一見シンプルな戦術に感じられますが、チームとして連動した守備と攻撃を行うことはプロでもスタミナやスキルが求められ、難易度は高い戦術です。
第2試合(準決勝):東白石あかつきFC vs ガールズ千歳U12
開始から中盤でボールを奪い合う展開…と思いきや、またしても先制点。
良い立ち上がりでしたが、程なくして失点。
その後やや押しこまれている感じもありましたが、ここから一気に得点を重ね、何と前半だけで6点を奪いました。
後半は相手の追撃を受けましたが、6-3 で勝利しました。
なんと、決勝進出です!
第3試合(決勝):東白石あかつきFC vs 西園サッカースポーツ少年団
とうとう決勝まで来ました!相手も札幌のチームです。
立ち上がりは悪くなく、五分五分の展開でしたが、徐々に押しこまれる時間が増えてきます。
相手からボールが奪えず、奪っても守備がはやく、少しでも時間をかけると2対1の状況を作られてしまいます。
うーん、相手の守備意識が高い…そして落ち着いてボールを回している…
ずるずる下がってしまい、足も止まってきました…気がつけば3失点。
試合時間も残り数分切ったところでコーチから激が飛びます。
「攻めろ!」
選手たちは最後の力をふりしぼって攻め、1点を返します。
そしてさらに1点を返し、反撃ムードが高まって来ました!
が、ここで試合終了のホイッスル…
残念ながら2-3で負けてしまいました。
準優勝ですが、東白石あかつきFCにとって、この大会で過去最高の成績です!
どの試合も攻撃的で、見応えがありました。
決勝戦は受け身になってしまったのが悔やまれますが、それでも2点返せました。
この大会で選手たちは良い経験をし、成長したと思います。
また大きな可能性を感じさせるチームになりました。
今後の彼女たちのさらなる活躍が楽しみです。
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